冷蔵庫に求める機能を整理
機種の選定に当たり、まずは冷蔵庫に求める自分が譲れないポイントを整理します。
ここをクリアーにしておくと迷う必要がなくなります。各社様々な機能を盛り込んでいるので、振り回されないようにしっかり整理しておきましょう。
私の譲れないポイントは、
①425リットル以上の容量
②野菜室が大容量で一番下に有るのはNG
③熱い物でも急速に冷凍できる
④色はキッチンのカラーに合う様に「白、グレー、シャンパンゴールド」のどれか
⑤国内メーカーの物
上記5項目でハードルが高いのが②と③です。このあたりを中心に調べました。
野菜室の場所が一番下でない冷蔵庫
譲れないポイントの②番目の「野菜室の場所が一番下でない冷蔵庫」が欲しい理由は、冷凍した物よりも、野菜室の方が我が家では使用頻度が高いので、腰を曲げずに使える位置に有る方が使いやすく理想的です。レモン、ミョウガ、ハーブ類、生姜やガーリック等の小さな野菜を探すのも楽にできます。夏は2Lのペットボトルも冷やせます。
真ん中野菜室を作っている国内メーカーはPanasonicと東芝、シャープの3社です。その他のメーカーは野菜室が一番下で、冷凍室が真ん中にあるモデルが多いです。シャープは野菜室が小さめなので私の選定からは、除外しました。Panasonicは一部の機種で「jコンセプト」というシリーズだけが真ん中野菜室です。jコンセプトはアクティブシニア(ヴィニーチェクラブではレガートさん)向け商品なので価格が高めの設定ですので、大きい量販店でも取り扱いが少なく、実物を見れませんでした。量販店の担当者によると、売れ筋を店舗に展示するので、数が出ないモデルは置かないのだそうです。
熱い物が急速に冷凍できる 機能
譲れないポイント③番目の熱い物が急速に冷凍できる 機能は、働く母親には無くてはならない機能です。恥ずかしながら、毎日ギリギリまで仕事して保育園に全力疾走でお迎えに行き、閉園2分前に滑り込む始末でして。本当は余裕を持って、夕飯のお買い物をしてから優雅にお迎えが理想ですが、現実はそうもいかず買い物どころじゃ無いんです。全力疾走で真冬でも汗ダク。前にモタモタ歩いている方がいるだけで、タイムオーバーになります。保育園のお迎えリミットは、問答無用の18時30 on the dot(オンザドット:キッカリに)です。飛行機やJRの運行よりも正確です。(笑)
こんな感じなので夕飯が遅くならないように週末に纏めて作り置きや、朝10分あれば夕飯の一品ぐらいは作ってから出勤します。
仕事で帰りが遅い→夕飯が遅くなる→その後のタイムスケジュールが遅れる→子供の就寝時間が遅れる→子供の睡眠時間が少なくなる。→子供が熱出す
この様にデフレスパイラル状態になり、結局は子供が病気になり自分の首が締まるので、それを防ぐ為に事前に手を打ちます。そこで困るのが夏なんです。作り置きや、出勤前に調理した物は、冷蔵庫に入れてから家を出ないと腐ります。また、冬でも作った物が自然に冷めるのを待つには時間がかかりその間に雑菌が繁殖しますので、急速に温度を下げたいのです。それを可能にするには冷凍庫、製氷室と別に急冷室が必要になります。つまり冷凍庫で3部屋という事になります。他の凍った物が溶けない様に、冷凍庫が仕切られている必要があります。Panasonicのjコンセプトにこの急冷機能は有りませんでした。三菱の冷凍機能も魅力的でしたが、野菜室が真ん中にあるのが条件なのでNGです。結局、メーカーとして東芝だけ残りました。
そして私の選んだ機種は東芝べジータ
◇509リットル:GR-K510FW ZW 税込278,294円
◇601リットル:GR-K600FW ZW 税込316,105円
ラインナップとして551リットルも有りました。自宅への搬入経路を確認すると、リビングのドアの内寸が509リットルの冷蔵庫のワイドでギリギリでしたので、509リットルを購入する事に決めました。
冷静に考えてもいいお値段しますね〜。そこで年間の価格の推移を調べてみることにしました。
冷蔵庫の新型の発売の時期を調べてみました。
冷蔵庫は毎年新型が発売されます。発売当初は当然値引きはほぼ無し。ファミリー向けの容量大きめと、単身向けの小さめサイズは、新型の機種の発売時期に違いがあります。
春(2月前後) : 単身・小世帯用 2ドア、3ドアの小型冷蔵庫
秋(10月〜11月) : ファミリー世帯用 400リットル以上の大きさ
つまり、12月11日の価格は、新型発売当初の価格になります。そこから翌年の新型発売の秋に向けて徐々に金額が下落し、発売当初の半値くらいで下げ止まりです。ですので、新春SALEや、年度末SALE等は、実は大した事無いんです。400リットルぐらいのファミリーとしては小さめサイズは、秋の初旬9月頃新型を出すメーカーもあります。
ファミリー向け冷蔵庫の販売スケジュールと価格の推移を東芝べジータ509リットル:GR-K510FW ZWを例に1年のスケジュールに纏めます。
10月
11月 東芝べジータ509リットル:GR-K510FW ZW 発売
12月 税込278,294円(12/11)
1月
2月
3月この辺りで価格がこなれてきます。税込:197,424円(3/15)
4月
5月
6月
7月
8月 下旬頃から在庫処分
9月 在庫処分 発売当初の金額の半値位になる。
秋~冬にかけての時期に冷蔵庫を購入するのは割高になりますが、冷蔵庫が壊れたら高額でも購入せざるを得ませんよね?冷えてないビールなんて飲めませんから。冷蔵庫を購入してから10年経過している方は、壊れる前に価格のこなれた時期に買い替えるのが理想的でちょっと得した気分になれます。
冷蔵庫を買い換えた方が電気代が安くなる?
最近の冷蔵庫は省エネ型で設計されているので、10年程度使った冷蔵庫の買い替えなら、ランニングコストが下がります。我が家の冷蔵庫は購入してから13年経過していましたので7000円~10,000円弱年間の電気代が下がる計算です。冷蔵庫は常に電気を消費するので、ここも重要なポイントになります。家を新築したり、マンションを購入すると家電も買い換えたくなります。入居時に買い替えをされる方も多く実際に相談される事も多いです。自分のライフスタイルに合った家電に変えると、毎日の家事も楽になり電気代も節約できるので賢く購入しましょう!
冷蔵庫の選び方
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