
先日「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」へ行ってきました。2019年4月20日~6月2日まで横浜のそごう美術館で開催しています。
ウィリアム・モリスとは、19世紀イギリスを代表する思想家、詩人、デザイナー、工芸家でもあるというマルチな才能を持ったイギリス紳士。没後123年経った今も世界中で愛され特に、自然をモチーフにした図柄は、カーテンなどのテキスタイルや、クロス(壁紙)としても人気です。
どんなテイストで空間を仕上げるか?決めかねている案件があったので、買い物ついでにアイデア探しに娘と寄ってみました。サラッと30分程度で帰るつもりが。。。。まさかの娘のドはまり。
小学校1年生には難しすぎる&カラフルでもポップでもなく、サンリオでも お尻探偵でもない つまらない物に映ると思ったのに・・・・大誤算。
恐らく2時間以上展示やらミュージアムショップやらをグルグルさせられました。
当事の時代背景に疎い私に、作品についているキャプションを全部説明しろと言うのです。静かな美術館で、私の小声の正しいとは言いがたい適当な説明に対し、娘からの容赦無い突っ込み&質問。
久々にやな汗かきました(笑)
説明に忙しく、何だか作品が頭に入ってこなかった。
ウィリアム・モリスは図柄と色の出し方が凄く特徴的です。他の色じゃ出せない物が多く、同じ図柄でも色を変えると、別の表情を見せます。そこが面白く、実際の施工に使うと完成が楽しみで、良い意味で裏切られる事も多い素材です。
存在感が有るのに、和にも洋にも北欧にもエスニックにも使える不思議な存在です。
娘に、ミュージアムショップで、「モリスの大人の塗り絵」をしっかり買わされ、満足げな顔でご機嫌で帰宅しました。
さっそく60色クーピーを駆使して塗り塗りしてました。良い刺激になったみたい。
大人も楽しめますよ。

