「アイランドグレース」では、子育て世代の女性にいつまでも美しくいてほしいというテーマでヴィニーチェクラブが共用部のプロデュースをしましたが、今回のアイランドスイートでは“木育”をテーマにキッズルームをプロデュースしました。そこで、今回の完成レポートでキッズルームを中心に「アイランドスイート」についてご紹介いたします。
【免震構造・防災設備】

エントランス
「アイランドブリーズ」は川崎区初の次世代オール電化マンションであり、「アイランドグレース」は大地震でも大きく揺れない免震マンション、そして「アイランドスイート」はオール電化に加え免震構造、さらには防災設備を採用し、すべての安心を備えたマンションです。
首都圏免震マンションの供給棟数実績No.1のナイスが供給する免震マンションは、住宅・家具の損壊から家族と財産を守る安全性と、激しい地震の揺れを感じにくい安心感、大地震でもライフラインの損傷を最小限に抑えることができ復旧箇所が少なくて済む経済性を兼ね備えています。
更には、東日本大震災の教訓を踏まえた防災設備の数々も用意しました。
被災したときの炊き出しに便利なかまど兼用ベンチを設置し、避難生活で重要な問題となる組み立て式のマンホール対応型トイレを用意しました。さらに、いざというときに役立つロープや担架などの救助・救護用具も常時保管しています。
また、非常用発電機や自家発電の非常用エレベーター等、安心して生活できる設備を用意しました。
【共用施設】
「アイランドスイート」には、スケールメリットを活かした充実した共用施設が用意されています。
来客時に役立つ「ゲストルーム」は、大切なゲストがゆっくりと寛げるスペースとして、和洋2部屋を設置しています。

ゲストルーム(洋室)

ゲストルーム(和室)

ラウンジ
そして、大人数で集まるときに嬉しい「パーティールーム」には、キッチンが設置してあるので友人知人を大勢集め、賑やかにパーティーを楽しむことができます。
さらに、大画面で映像を楽しめる「マルチルーム」は、自宅とは違った雰囲気で過ごすことができるスペースになっています。
最後に、ヴィニーチェクラブがプロデュースした「キッズルーム」は、木育をテーマにし、3歳以下のお子様用と4歳以上小学校3年生未満のお子様用と世代別に分けたスペースを作りました。
今回、木育をテーマにしましたが、そもそも木育とはどんな意味合いがあるのでしょうか・・・?
木育とは、2004年に北海道と道民による「木育推進プロジェトチーム」で検討された新しい言葉です。
「木育とは、子供をはじめとする全ての人々が木と触れ合い、木に学び、木と生きる取り組みです。
それは、子供のころから木を身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むことです。」
木と触れ合うことが少なくなってきている現代、積極的に木と触れ合う機会を持ってほしいとの私たちスタッフの思いも込め、木育を勧めました。
では、木との関わり方にはどんな方法があるのでしょうか。
- 1. 木の道具を使う
- 2. 生活空間に木を増やすこと
- 3. 木や森と積極的に関わること
このように、3通りがあります。
ナイス(株)は昭和25年木材の市売りから始まった会社です。
「木」を扱う会社として山林の取得と保全・育成にも取り組んでいます。
現在保有している森は7カ所で、総面積は1,805.1ヘクタール(東京都新宿区とほぼ同じ広さ)となっています。
社有林の保全・育成を通じて地球環境保護にわずかながらも貢献しています。
このように、会社としても木に対する思い入れがある中で、ヴィニーチェクラブとしても「アイランドスイート」のキッズルームに積極的に国産材を取り入れ、木育を推進したいと考え、ますは木育を推奨している東京都四谷にある「東京おもちゃ美術館」をヴィニーチェスタッフが視察をしました。
「東京おもちゃ美術館」では、積極的に国産材を使用しており、木の温かみがあるおもちゃも数多くありました。
そして、木には触ると気持ちがよい、木目によっていろいろなかたちに見える、木の匂いがある、様々な色がある、優しい音がする、など木に対する新たな発見が多くありました。
そして、何より木は5感をフルに使う素材であることを感じることができました。
詳しくはネットセミナー「木育に力を入れる『東京おもちゃ美術館』」をご覧ください。
アイランドスイートのキッズルームでは、ここに住む方々に木の魅力を是非体験してほしいという思いから、木製のオモチャとイスを設置してます。
4歳以上小学校3年生未満の部屋には家具の町として有名な北海道旭川市の家具工房が製作した木製のすべりだいや2,250個の木のボールが詰まった木製ボールプールを設置しました。
旭川は家具の町で、昔から木育に力を入れています。
子供が誕生すると木製の椅子を町からプレゼントする制度もあり、木の椅子も、家具のデザイナーが毎年持ちまわりでデザインして手作りで製作しています。
とても心のこもったプレゼントですよね。
そして、3歳以下の赤ちゃんルームには 無垢のフローリングを敷き、寝転んだりハイハイする子供が木のぬくもりを直接肌で感じてほしいという思いが込められています。
アイランドスイートに入居した子供たちがこのキッズルームで木のぬくもりに触れながら元気いっぱい遊んでくれることを期待しています。
そして、ヴィニーチェクラブは今後も木育を推進していきたいと考えています。