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かんたん テーブルコーディネート

part1 基礎編

 

コーディネート組み立ての手順
テーブルコーディネートを構成するもの

かんたんテーブルコーディネート

ヴィニーチェクラブ流テーブルコーディネートのモットーは

『もてなす心を添えて、おいしく、たのしく!食べる空間づくり』

食器は普段づかいのシンプルな和食器。
それをベースにX’masの食卓をコーディネートします。
そして実践編では、同じ食器で、こんどはお正月を迎える食卓へ変身させます。おたのしみに★

テーブルコーディネートとは…
5感をフルに活用したおもてなし。

テーブルコーディネートの基本は

「食卓に座る家族やお客様のことを中心に考えて、
食空間を演出すること」

食卓は単に料理を並べるだけでなく、雰囲気や会話を楽しみ、上質な時間を過ごす場です。5感をフルに活用して、演出しましょう。

清潔で、食べやすく、美しい。そんなテーブルコーディネートは、お料理を引き立て、会話を盛り上げてくれるでしょう。

料理   音楽・会話   テーブル
コーディネート
         
味覚・臭覚・視覚   聴覚   視覚・触覚

基礎 組み立ての手順

テーブルコーディネートの組み立ての手順

Step1:6W1H
Step2:スタイルを決める
Step3:料理を決める
Step4:テーマカラーを決める
Step5:食器などテーブルウェアを決める
Step6:音楽や照明を決める

人間・時間・空間の3つの要素を考え、食卓の上だけでなく、食卓周りの環境も考えていきましょう。
いろんなことを準備しなくちゃいけなくてパニックになりそうですが、この手順で落ち着いて決めていけば大丈夫。
計画さえしっかり決まれば、当日は実行するのみ!

でも旅行といっしょで、この計画してるときがいちばん楽しんですよね~♪

このx’masコーディネートを題材にして、上記の手順を説明してきます。

Step1 6W1Hとは??

まずは状況を整理

  今回のX’masコーディネートの場合

Who ・・・ 誰が?

With
Whom
・・・ 誰と? 一緒に旅行した親しい友人3人

When ・・・ いつ?ランチ・ディナー 12月24日 18時~

Where ・・・ どこで? 自宅のリビングダイニング

What ・・・ 何を?何料理? スペイン料理

Why ・・・ 何のために? クリスマスと忘年会
それと旅行の時の写真交換

How ・・・ どうやって? 私からみんなに一年を振り返り感謝の気持ちをこめて、プチプレゼントを用意。手作り料理を楽しく食べてもらおうっと!

Step2 スタイルを決める

フォーマル セミフォーマル エレガント クラッシック 
カジュアル  ロマンティック  ナチュラル モダン

久しぶりに会う友達。かしこまった雰囲気にはしたくない。
楽しく、なごやかになるように、流行のネオクラシカルスタイルを選択…

Step3 料理を決める

予算に合わせ料理をきめる

いっしょに旅行したスペインを思い出させる、スペイン料理にしました。
パエリアをメインにサングリアで乾杯。
クリスマスケーキも用意。

Step4 テーマカラーを決める

メインカラーをきめ、アクセントカラーをちらばめる

季節をイメージするカラー演出や、その“時”の感情を伝えるカラー演出があります。
夏は涼しげに寒色系のカラーでまとめるといいですよね。
また、カラーは感情までも伝えるパワーがあります。
食卓を囲む人々が優しい気分に、またはにぎやかに元気に!なるように、カラーでその“時”を演出してください。
お子様のバースデーパーティーは原色系でカラフルに。大人のカラー演出は、その集まりのテーマにそってまとめることがおすすめ!使うカラーの比率は…

メインカラー 75%、セカンドカラー 25%、アクセントカラー 5%

にすると、簡単にバランスよく決まります。

●メインカラー:レッド
●セカンドカラー:淡いグリーン
●アクセントカラー:ゴールド

はり、クリスマスカラーはレッドグリーン・ホワイト!
グリーンはダークグリーンの重厚さよりも、軽快な雰囲気を持たせたいのと、部屋を広く見せるように、膨張色の淡いグリーンを選びました。
レッドは、控えめな渋めのレッド。
ゴールドもピカピカしたきらびやかなゴールドでなく、渋みのあるゴールドにして、ネオクラシカルを演出してみました。

我が家には普段ゴールドの存在はありません。
どちらかというとシルバー系がすき。
でも今日はクリスマスという特別な日。だからこそ、ゴールドの豪華さもキラキラ感をあわせ、非日常を演出してみました。
赤ワインのカラーもいいアクセントになりました。

Step5 食器などテーブルウェアを決める

テーブルの上の器の配置を考える

何人かの会食の場合は「自分のスペース」が明確になっているほうが、安心感があるもの。
個々のスペースと、その他のものを、三角や四角などの図形を幾何学的に配置することがテーブルコーディネートのデザインとなります。中心からシンメトリーに配置するのを基本にしましょう。

お客様をお迎えするときの歓迎するレイアウト。それを食事にあわせてどのように変化させていくかを考えましょう。
メインディッシュをどこに登場させるか、デザートのときはどうするか、経過にあわせてのレイアウトができるといいですね。

例えばお客様をお迎えするときには、センターピース(この用語については次のページ)に大き目のお花やオブジェを飾っておき、料理ができたら、お料理と入れ替えるなど。

見た目に美しくコーディネートするには、食器やテーブルウェア全体の素材感やカラーを統一することがポイント!
もちろんお料理がおいしく見えるようにまとめることを忘れずに!

Step6 音楽や照明を決める

コミュニケーションをとるにふさわしい空間づくり

大勢が、集まる場合は会話が賑やかで、音楽は必要がないこともあります。
でもムードを出したり、盛り上がりをコントロールしたり、音楽や照明の演出は効果大!!
例えば…リビングダイニングの天井に照明が2箇所ついているお部屋の場合は、食卓まわりだけの照明だけ灯して、もうひとつは消しておく。部屋に陰影ができて、食事に集中することができます。食べ終わったら灯して「パッと」明るく。遠くの席の人の顔もよく見えて、会話ができます。
クリスマスにはクリスマスソング♪を流すと盛り上がりますよね。

テーブルコーディネートを構成するもの

テーブルコーディネートを構成するもの

テーブルクロス

テーブルクロス

テーブルクロスは食器やカトラリーがテーブルに直接当たったときの、キズや音を防ぐことが目的です。
テーブル全体を覆うか、ポイントで覆うかカラーバランスの効果により、通常のテーブルと異なる空間演出をすることができます。
テーブルの大きさにあわせてクロスを用意します。布が小さく、天板より垂れた布が広がりがちな場合は、クロスウェイト(フィギュア参照)を使って裾を引っ張る方法もあります。あと、テーブルクロスが滑り落ちないように、アンダークロスを忘れずに!

◆フルクロス:

テーブル全体を被うこと

◆トップクロス:

テーブルクロスの上に
長さを変えてかけるクロス

◆アンダークロス:

グラスやカトラリーの音を和らげ、またテーブルからテーブルクロスが滑り落ちるのを止める

 

《スタイル別、布の種類》

◆フォーマルスタイルには・・・
白の麻・綿ダマスク織(凹凸のあるジャガード織)・レース

◆セミフォーマルには・・・
色無地の麻・綿・化繊・レース・刺繍

《スタイル別クロスの大きさ》
テーブルの大きさがW130×D80cmのとき


◆フォーマルスタイル
クロス大きさ:W220×D170cm、垂れ幅45cm程度

椅子に座ったときクロスをひざで押す感じ


◆カジュアルスタイル
クロス大きさ:W180×D130cm、垂れ幅25cm程度

椅子に座ったときひざ上に触る感じ

 

プレイスマット

 

一人一人のスペースが明確なので、お客様が落ち着いて食事できます。素材は布が一般的ですが、

ペーパー
ビニール
フェルト
アクリル
木などなど

種類も豊富。大きさも種類があります。プレイスマットのレイアウトを考えるとき、テーブルの大きさ、食器の大きさを基準に、バランスを考えましょう。
カラーやスタイルによる演出効果は“大”です。

◆ディナー用
 大きさ:50×36cm 大きなディナー皿

◆ランチ用
 大きさ:45×33cm  一般的サイズがのる大きさ

◆ティー用
  大きさ:40×29cm  ケーキ皿とコーヒー皿

 

ナプキン

 

左から、カード立て・ブーツ・ばら

ナプキンは手や口元を拭う布です。
和食の場合はお手拭ですね。
ですから、ナプキンは清潔なものを用意し、シンプルに平らにたたむ形が正式になります。

でも、上の写真のようにモノのカタチを作ったり、メッセージカードを差し込めるようにしたりして歓迎するのもおもてなし。
日本人は折り紙が得意ですものね。
カラーや高さバランスの演出効果もあります。
大きさや生地もスタイルによって違います。
セットするスペースやスタイルにあわせて選ぶといいです。

◆ディナー用(フォーマル) ・・・麻など
 大きさ:50×50cm、 60×60cm

◆モーニング・ランチ用(カジュアル)・・・綿など
  大きさ:40×40cm、 45×45cm

 

食 器

 

お料理がおいしく見えるように、器えらびは特に重要です。色や形・素材にこだわり、洋食・和食・中華などそれぞれの料理にあわせて食器をそろえられるといいですね。
そんなたくさん揃えられない…。
大丈夫です。(*^∀^*)
食器の組み合わせ方次第では、料理にあわせ姿を変えさせることもできます。
また、国際色豊かな料理を食べる日本人には、和食器という強力な味方がいます!。イタリア料理でも、洋食でも、中華でも。何料理でも魅力をひきたたせてくれます。上の左側の写真のプレートも和食器です。

食卓に並ぶ一人分の食器の集合体を、テーブルにきれいに並べたり、リズミカルに配置するとテーブル全体のデザインが決まってきます。食器の大きさは、プレイスマットの大きさやセンターピースなどのバランスを考えて選ぶことがポイントになります。

 

カトラリー

 

ナイフやフォークやスプーンのことです。
素材は純銀製、銀メッキ、ステンレスなどがあります。
正式なマナーを紹介するとその種類は膨大になるのでここでは割愛させていただきます。
たくさん揃えることができない場合は、シンプルなデザインのものを1セット用意しておくといいですね。

 

グラスウェア

  

ワイングラス・ゴブレット・シャンパングラス・ステムグラス(脚付きのグラス)・タンブラー(脚なしグラス)など。中に入る飲み物がおいしくいただけるように、カタチも様々ですね。
和食器の中にも素適なデザインがいろいろあります。テーブルコーディネートの時は、高さバランスも意識して選ぶことも演出するときのポイントです。

 

フィギュア

     
キャンドル    クロスウェイト   カトラリーレスト(手作り)   マーカー

食卓を彩る小物たちをまとめてフィギュアといっています。種類はたくさん!小さい存在で脇役だけれど、演出効果は大きいです。
お客様との会話のきっかけにもなります。
片方しかないイヤリングなどのアクセサリーを、グラスマーカーとして食卓の飾りにしてみるのはいかがでしょうか?

種類

◆ナプキンスタンド   ◆ナプキンリング   ◆カトラリーレスト 
◆箸置き   ◆キャンドル&スタン   ◆クロスウェイト(ホルダー)
◆カード&カードスタンド   ◆グラスマーカー   ◆ソルト&ペッパー
◆マスタード入れ   ◆花   ◆飾り
◆置物(サンタさんや天使などの人形など)

・・・・・いろいろあります

センターピース

   
クリスマスツリーの足下にプレゼントボックスを重ねて。   テーブルの中央にケーキ皿を足つき台にのせてアイキャッチに。  

食卓の中央に配置することにより、下記の内容が演出できます。

 1☆ 季節感を演出 
 2☆ もてなす心を表現
 3☆ 高さのバランスでテーブル全体を引き締める
 4☆ 雰囲気を和ませる
 5☆ 話題性を持ち込む

例えば、お客様をお迎えするときに中央にはフラワーアレンジを配置し、食事が始まったらお料理と入れ替えます。
予めスペースを確保できているのでモノを入れ替えるだけで“WELCOME(歓迎)”と“PLEASE(どうぞ)”をレイアウトを崩さずに演出できます。

     

 

いかがでしたか?
改めて考えると、テーブルコーディネートに関する要素はたくさんありますね。
モノ・・・・・これら全てをスタイル別に揃えるには、収納スペースに限界があり困難です。あれもこれもと購入する気持ちは押さえて、モノを多用途に使うアイデアをひねり出してみるのも楽しみのひとつではないでしょうか?
次回は、その“多用途”の一例に、『クリスマスからお正月へ変身!』にチャレンジです!

かんたん テーブルコーディネート
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