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紫外線対策していますか?

紫外線対策していますか?

夏は、紫外線を防ぐことを特に意識する季節です。
紫外線のこと、しっかり理解していますか?
意外と知っているようで知らない紫外線のことを改めて考えて、普段の行いを再確認したいと思います。
紫外線から、お肌や住まいなどの大切なものを守る対策方法について、坂本先生にお話を伺ってみました。

■Lesson1 意外と知らない 紫外線のはなし

講師:坂本智恵先生

ウィンドウフィルムアドバイザーとして活躍中。
お仕事を通して得た知識を生かし、紫外線から身を守る方法をアドバイス。
以前はそれほど気にしていなかった紫外線ですが、今では紫外線計測シートを常時携帯するなど熱心に活動されています。
㈱ウインテック http://www.film-eworks.com/


太陽が近いとキケン?

VINICE
陽射しが眩しい季節となりました。
夏は、明るい陽射しのお陰で、街や山々の景色が色鮮やかに見えて、気分が明るくなる季節でもありますが、反面、その陽射しが肌にじりじりと当たり不快な思いになる季節ともいえます。
そして、雑誌やCMでは、日焼け止めの広告が多く流れ、紫外線対策の話題がかかせません。
今回は、いまからでも間に合う、紫外線対策について、坂本先生にお話を伺います。先生、よろしくお願い致します。


坂本先生
よろしくお願い致します。


VINICE
紫外線は一年中存在していると思いますが、なぜ、この時期になると特に紫外線対策が話題にあがるのでしょうか?


坂本先生
そうですね、薄着になり肌の露出度がアップするということもありますね・・・。
紫外線は、春から初秋にかけて(4月~9月)1年間のおよそ70%~80%が照射されます。
ですから本来は陽射しが強く感じられるようになる夏よりも一足先に、春から紫外線対策を始めるべきなんです。

夏に向け太陽の高度がだんだん高くなり、太陽光が地上に届く間に通る大気の層の距離が冬に比べて短くなります。

その結果この大気の層、すなわちオゾン層での紫外線の吸収が少なくなり、地上に多く届いてしまい、私達は”紫外線が強くなる”と感じるのです。地球の周りのオゾン層と太陽


VINICE
それは単純に考えて、太陽の高度が高くなり、より近づくために、紫外線が強くなるというわけではないのですか?
例えば、標高の高い山頂も紫外線が強いといいますし・・・・。


坂本先生
太陽までの距離というより、通過するオゾン層の厚さの違いです。
日本では、緯度の低い沖縄などの南の方が、北海道などの北よりも、紫外線が強くなります。

標高の高い山頂は、太陽に近いから強いと言えます。標高が1000メートル上昇するごとに、UV-Bが約10%増加します。
またその山が、雪山であるとしたら、雪面からの反射による紫外線の存在も忘れてはなりません。

高度が1000m上昇する毎に紫外線が10~12%増える
日陰は日向の50%
屋内は屋外の量より10%減
紫外線の反射と透過

 

紫外線とは?

VINICE
その紫外線についてですが、実は知っているようで意外と知らないことがあります。
まずは紫外線について教えていただけますか。


坂本先生
地上に届く太陽光には、目に見える①可視光線と、熱として感じる②赤外線と、目にも見えないし、感じることもできない③紫外線が含まれています。
太陽光の中での割合は、可視光線が52%で赤外線が42%と大半であり、紫外線は約5~6%にすぎません。その紫外線のうち波長の長いもの(315~400nm)をUV-A、波長が短いもの(280~315nm)をUV-Bと呼びます。
目で見える光(可視光)が、7色の分光されることはみなさんご存知かと思います。
その色は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫・・・・空に見える虹の色です。
この可視光の紫より、波長が短く、紫の外側にある光を紫外線と呼びます。


 

光線のメリットとリスク

VINICE
紫より外側が、紫外線、赤の外側が、赤外線・・・と言っているのですね。
紫外線や赤外線は、目に見えない光というわけですが、赤外線は熱を発しているから存在を感じることができるんですね。
暖房や、調理器具、マッサージの機械などに利用されていますね。
それでは、それぞれの特徴を教えてください。


坂本先生
可視光線は、消火液の分泌や胃腸の働きをよくする働きがあります。そして、生態のリズムを調節します。
赤外線は、健康器具でも利用されるように血行促進に役立ち、神経や筋肉の緊張を和らげます。
紫外線は、ビタミンD3を合成したり、カルシウムの吸収に役立ちます。また、殺菌や新陳代謝を促進する効果もあります。


VINICE
紫外線は、骨をつくるといって、日光浴を薦められていましたね。
子供たちは、親に外で遊びなさい!と言われましたね・・・・。


坂本先生

一方で、赤外線や紫外線にはそれぞれ、リスクがあります。
赤外線は、ずっと浴びていると熱中症になる危険性があります。夏、屋外で過ごすときは注意が必要です。そして、紫外線は、皮膚がんや白内障を発症するといわれています。また免疫を低下させるというリスクが注目されています。

最近の母子手帳を見たことがありますか?
昔と記載内容が変わっているんですよ。

以前は、日光浴と記載されていたのですが、1998年より改訂されて現在は外気浴と記載されています。


VINICE
太陽の光を浴びるのではなく、外の空気を浴びる程度に、訂正されているわけですね。
少しの量ですむということなのでしょうか。


坂本先生
UV-Bによって、体内でビタミンDが作られます。ビタミンDは、骨や歯の形成を助ける作用があります。しかし、体に必要とされるビタミンDは、1日に15分程度の散歩で十分得られます。ビタミンDは必要な量以上は生成されないため、UV-Bをたくさん浴びても意味がありません。
その後ひきつづき、多くの紫外線を浴びると、皮膚がんや白内障、免疫力の低下など発症する可能性があります。
こうしたリスクの方が昨今注目されて、紫外線対策が必要になったわけです。


VINICE
皮膚がんの危険性はよく耳にしますね。


坂本先生
最近の幼稚園では、紫外線から子供達を守るために、サンカット用の特殊な帽子や水着、ポロシャツ、遊び着を義務付けて遊ばせているところがあるくらいです。
紫外線対策の先進国のオーストラリアを参考に、こうした子供達を紫外線から守る対策が増えています。

光線のメリットとリスクの比較表

  メリット リスク
可視光線  消火液の分泌、胃腸の働き快調。
 生態リズムの調節。
 とくになし
赤外線  血行促進。神経、筋肉の緊張緩和。  熱中症。
紫外線  ビタミンD3の合成、カルシウムの吸収促進。
 殺菌、新陳代謝の促進。
 皮膚がん・白内障。
 免疫力低下。

VINICE
では、次回はその対策方法をご紹介したいと思います。

紫外線対策していますか?
https://www.vinice.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/uv_t3.jpg

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