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アロマテラピーで震災後のボディ&メンタルケア

2006年4月に震災をテーマにしたナイスフェアにて行ったセミナーが大好評!
そこで今回はヴィニーチェクラブいちおしオイル「ラベンダー」をPICK UPしてご紹介します。
これだけは非常持ち出し袋にいれておいて!

Part1 強い味方!ラベンダースプレー

監修 : 大場 直緒先生

監修 : 大場 直緒先生

英国IFA認定アロマセラピスト
乃木坂グリーンハウス
アロマセラピスト養成校 代表

NPO法人日本アロマテラピー活動サポートセンター 代表理事

アロマセラピストを育てる傍ら、ご自身もアロマセラピストとしてご活躍。長年、医療施設・高齢者施設でのボランティア活動も積極的に展開されています。

ホームページアドレス
http://www.nogizaka-aroma.co.jp/

監修 : 大場 直緒先生

震災後・・・、もしあなたが無事だったとしても、
ライフラインが止まり、余震による建物崩壊の危険性などから、一時的に避難所へ移動するかもしれません。

もしかしたら怪我を負っているかも・・・・、
避難所では少ない物資での生活に精神的ストレスを抱えていくかも・・・・。
また不衛生な生活が続けば、感染症などの発生も・・・・。
そして何よりも不安で眠れない日々を過ごしていることでしょう。

今回は震災後をテーマに、そこで起こるであろう様々な悩みに対して、自然界のアロマオイルケアできることをご紹介していきたいと思います。


あまたあるアロマオイルの中から、
今回おすすめするのは「ラベンダー」。

安眠の香りとして有名ですが、あらゆる心身の状況を癒す効果のある万能薬です。
1本持っていると、普段の生活にも、そして危機的状況のときも大活躍まちがいなしです。

監修 : 大場 直緒先生

アロマテラピーの謎に迫る…

アロマオイルって何?

アロマオイルは、別名精油ともいい、植物から抽出した天然のオイルです。
一般的に250~300種類あるといわれ、花や葉っぱ、樹木や果実の実や皮など抽出部位も様々です。
アロマテラピーはその植物の香り、その植物の生命力の力をかり、人間の自然治癒力を高める方法で、日本語では芳香療法とも言われます。

 

どうしてアロマオイルの香りを嗅いだり、肌につけたりすると効果が出るの?

 香りは脳で視床下部・下垂体に影響を与え、好き嫌いの感情が生まれます。
下垂体は内分泌・自律神経を司る部位です。女性ホルモンや交感神経・副交感神経に影響を与えると思われます。
皮膚に塗布した植物油・アロマオイルは表皮・真皮・皮下組織に入り、肌に潤いを与え、抗炎作用などにより皮膚の状態を改善すると考えられます。
植物油は、肌の奥深くにアロマオイルが浸透するのを助けることからキャリアオイル(「carry」=運ぶの意味)とも言われています。

空中にアロマオイルや消毒用エタノールを散布するだけでも細菌やウイルスの働きをおさえることができます。

 

アロマオイルを使用する際の注意事項は?

● アロマオイルを直接肌につけないで下さい。
アロマオイルは濃縮された原液です。ベースオイルや大量の水で薄めて使います。 
肌の弱い方は、化粧品と同様にパッチテストを行なってください。

 病気治療中・長期にわたり薬を服用中・妊娠中の方や7歳未満のお子様はお部屋に淡く香らせる程度でお使い下さい。
病気の方は禁忌になります。専門家の指示が必要です。

 高血圧の方は下記のオイルのご使用は避けてください。(ローズマリー・タイム・セージ・ヒソップ・ペパーミント・バジル)

● 癲癇の発作を起したことのある方は専門家の指示が必要です。

● 光感作作用のある以下のアロマオイルは、しみの原因になる場合があります。
昼間のスキンケアには使用しないで下さい。(オレンジ・レモン・ベルガ モットなどの柑橘系・シトラス系・アンジェリカ・バーベナなど)

● 絶対に内服しないで下さい。

 

アロマオイルを購入する際の注意事項は?

アロマテラピー用精油(アロマオイル)を購入して下さい。

 ラベルにアロマオイルの一般名・学名・生産地・抽出部位・などが記載されているのを確認しましょう。

開封後は1年以内に使用してください。

● 冷暗所で保管してください。

 

監修 : 大場 直緒先生

ラベンダーは地中海沿岸地方原産のシソ科の半木本性植物。芳香があり、枝先に淡い紫色の花をつけます。
花からラベンダー油をとり香料とします。

三省堂「大辞林」参照

真正ラベンダー
Lavandula angustifolia ・ Lavandula officinalis

リラックス効果抜群の万能薬。
鎮静作用のほか、痛みを鎮める作用もあり、一般的な応急手当に対応できます。
安全性が高く、子供から大人まで安心して使うことができ、原液を肌につけることのできる数少ないオイルのひとつです。


◇シソ科 ◇抽出部位:花 ◇使用部位:ボディ・フェイス 
◇主要成分:酢酸リナリル・リナロール
◇主な働き:鎮静作用、鎮痛作用、血圧降下作用、癒傷作用、坑炎作用
◇注意事項:なし

 

真正ラベンダー
Lavandula angustifolia ・ Lavandula officinalis

ラベンダーオイルのアロマスプレーを用意しておきましょう。

アロマスプレーは長期にわたって保存が可能です。
(注意:水をいれると殺菌力が落ち、保存期間も短くなります。)


 

ガラススプレー瓶に消毒用エタノールをいれます。

 

5%濃度の精油をいれよく混ぜます。


例:30mlのスプレー瓶の場合
 ガラススプレー瓶に消毒用エタノールを30mlいれます。
 目的に合う精油を5%=30滴加えます。

※好みにより精油の量を調節してください。
※消毒用エタノールは、飲用アルコールのなるべく度数の高いものでも代用できます。 例:ウォッカなど

 
 
材料左から
ガラススプレー瓶
ラベンダーの精油
消毒用エタノール
  アロマオイル1滴は0.05mlとします。

例:30mlのドロップ瓶・1%濃度の場合
30ml×1%=0.3ml 0.3ml÷0.05ml=6滴

 

真正ラベンダー
Lavandula angustifolia ・ Lavandula officinalis

バッグに忍ばせておいたラベンダースプレー。
震災後のこんなとき、取り出してください。
きっとあなたの力になりますよ。

切り傷

ちょっとした切り傷にはスプレーを噴霧します。 殺菌効果があり、傷の炎症を抑えます。
 

 

全身の疲れが抜けない

神経緩和・滋養強壮作用があり、緊張感をほぐします。 空間にスプレーをし、香りを嗅いでみましょう。
 
 

過度の緊張からくる頭痛

空間のスプレーをしリラックス効果のある香りにつつまれると、痛みがやわらぎます。
 
 

体が汚れる、洗えない

タオルにアロマスプレーを噴霧して身体・頭皮を拭きます。消毒・殺菌効果と共に、臭いも防いでくれます。
 

アロマテラピーで震災後のボディ&メンタルケア
https://www.vinice.jp/wp/wp-content/uploads/2006/04/in04.jpg

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